借金まみれであるなら切り詰めた生活をする事

電卓を持った女性

同じサービスでも、支払うべき料金が異なることがあるということを借金まみれの方は理解しておきましょう。 たとえばホテルやテーマパークなどの観光客が利用する施設では、食べ物や飲み物が通常よりも高い値段で販売されるものです。 その空間が特別なものなので、通常よりも割高な値段でも多くのお客さんは理解を示して購入します。

これ以外にも安い値段で商品を売るスーパーと、定価で商品を売るコンビニでは価格の差があります。 全く同じ商品でも場所が異なれば、売値は変わってくるのです。 そのため、消費者(借金まみれとなっているあなた)は賢く購入する必要があります。

これは借金まみれで、切り詰めた生活をしなくてはいけない人に特に当てはまる点です。 借金は減らしていく必要があります。 そのためには借金返済に回せる資金を増やす必要があります。 つまり、借金まみれであるなら今までよりも支出を減らす必要があるということです。

お金を節約するために売値の安いお店を利用

では、どのようにして支出を減らすという目標を達成していくことが出来るでしょうか。 借金まみれの方にとって役立つ方法は、安いお店で購入をする習慣を身につけることです。

借金まみれで返済に困る人の中には、物の価格をあまり把握していない人がいます。 必要なものを購入する際に、値段を見る習慣がないのです。 借金まみれであっても必要な物は買う必要があります。 その結果として、いくらか割高な買い物をしてしまうことにつながるのです。 割高な買い物が積み重なっていけば、家計をじわじわと圧迫することになり、結果としてなかなか借金まみれ状態を解消できないこととなります。

働いている人であれば、外で飲み物を買うことがあるでしょう。 喉が渇いているのに、飲み物を飲まないのは体に悪いので、飲み物を買うこと自体は普通の行動です。 借金まみれであるなら考えないといけないのは、どこで飲み物を買うかということです。 一番簡単な方法は、自動販売機でしょう。 しかし、大多数の自動販売機は定価で販売しています。 ペットボトル飲料であれば、一本当たり150円程度で売っています。

では、どこで買うと節約になるのでしょうか。 それは、近所のスーパーです。 スーパーでは、特売ではない日でもペットボトル飲料を150円よりも安い値段で販売しています。 特売の日であれば大幅に安い値段で販売しています。 それで面倒くさがらずに借金まみれ状態の方は、より安い値段で販売しているお店で品物を買うのを習慣づける必要があります。

飲料であれば、数十円の違いしかないと思うかもしれません。 しかし、一事が万事です。 基本的に安いものを買う習慣が根付けば、貴重な収入を無駄に使うことを避けられます。 借金返済もしていき易くなりますし、新たな借金をすることもなくなるでしょう。

借金まみれで一家崩壊した話

私のいとこは人柄も良く、容姿にも恵まれていたため学生時代から人気者でした。 20代前半で最初の結婚をし、子宝にも恵まれ順風満帆の人生かのように思えました。 そんないとこの人生を、いとこの家族を崩壊させたのは借金でした。

すれ違いから夫婦仲が悪くなり、結婚10年目にして離婚したいとこは、外車にハマって行きました。 外車を次々に乗り換え、あっという間に借金まみれです。 養育費も滞り、お金はいとこの母である叔母が立て替えました。 返済するためにまた借金を繰り返し、少しでも余裕ができれば外車につぎ込む、そんな借金まみれ生活を続けていました。 叔母はどんどん老け込み、ついには過労から倒れ入院することになりました。

いとこはそれでも心を入れ替えず、借金を重ねて行きました。 怪しい業者からお金を借り始め、借金まみれ状態のいとこの家には取り立ての人が出入りするようになりました。 近所にも借金まみれであるとの噂は知れ渡り、周囲の人からも叔母は孤立をしました。 そのため、私の実家に逃げ込んできました。 借金は減るどころかどんどん膨らみ、いとこはついに自己破産をしました。 叔母も住み慣れた家を売り、いとことは絶縁しました。

現在、いとこがどうしているか誰も知りません。 叔母は家を手放したあとは精神的に不安定になっていましたが、徐々に回復し、今は働きに出ています。 小さい頃に借金まみれで一家が崩壊していく様を見せつけられた私は、借金だけはしたくないと思うようになりました。 お金は人を良くもしますが、狂わせることもある、そう感じる出来事でした。 [追記]